戻る
回路

製作:山本洋、萩原敏雄、小野清司 、高野力
監督:黒沢清


インターネット上で増殖する恐怖。


ホラー映画の新しいみせかたを提示してくれた作品。
孤独をイメージしたような世界が徐々におかしくなりはじめる展開に惚れ惚れ。 ストーリーも1回観ただけじゃ分からなくて、でもどこが分からないのか分からなくて。 3回くらい観なおしてだいたい掴めたときに純粋に「すごい」と思いました。 終末をそのまま投影したような作品です。


last update 2006/07/10

キューブ
(原題:CUBE)

製作:メーラ・メー ベティ・オア
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ


目を覚ますと、そこは不条理な罠が仕組まれている立方体の中にいた・・・


シンプル且つ独創的な世界観が興奮を誘う。
完璧的な閉鎖空間と徐々に乱れていく人間関係。 決して全体を見せず、けれど真相に辿り着きそうなヒントは ちりばめられている。 この映画を頭の中に直感的に浮かんだ言葉で述べると、 まさに”人生の縮図”。 この言葉は適切だとは思っていないが、これを許容できる適切な 言葉が思い浮かばない。 それほどまでに不思議で、曖昧で、奇妙で、そして 頭に強烈に残る、そんな映画です。


last update 2006/03/06

ザ・コア
(原題:THE CORE)

制作:ショーン・ベイリー デヴィッド・フォスター クーパー・レイン
監督:ジョン・アミエル


地球の核(コア)が停止する。


コアが停止した"もしも"の世界がリアルに描かれている。 磁場が狂う世界と、その世界を救うために地球の内部へと潜っていく姿に感動です。 登場人物も知能派で固められており、専門的な話や技術、トラブルが興奮を誘う。 電磁気学の重要性とおもしろさを感じた作品。 自然災害パニックアクションを代表する一作です。


last update 2006/07/23

スピード
(原題:Speed)

製作:マーク・R・ゴードン
監督:ヤン・デ・ボン


速度を落とすと爆発するバス。


ゲーム感覚を感じさせる犯罪に立ち向かうというスタイル。 加速する混乱と問題が次々に起こっていき、解決するために足掻く。 そんな展開がテンポよくてスピード感がまさに溢れている。 どこかシンプルな破壊衝動と知能戦がよい具合に融合した興奮加速型アクション映画です。


last update 2007/03/07

バイオハザード
(原題:Resident Evil)

製作:ポール・W・S・アンダーソン ジェレミー・ボルト ベルント・アイヒンガー サミュエル・ハディダ
監督:ポール・W・S・アンダーソン


地下の研究所で、開発中のウィルスが漏洩した。


最新鋭のシステムを備える建物に潜入するという、 ただそれだけで興奮するという性質。 恐怖と絶望が溢れる中で生還のために努力する姿がかっこよくて生きてる。 研究所と生物災害との組み合わせが見出す抽象的な危険性を具現したような作品です。


last update 2007/01/08

バタフライ・エフェクト
(原題:The Butterfly Effect)

製作:クリス・ベンダー、A・J・クック 他
監督:エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー


過去に干渉して、現在をやり直す能力。


時間の概念を脳内に求めたというアイデア、構成力がすばらしいです。 人生を客観視することで見えてくる複雑性、そしてその 複雑を操作するストーリーが運命に抗うという戦いをみせているようで斬新です。 人生という流動の迫力が衝撃的な作品です。


last update 2007/10/12

マイノリティ・リポート
(原題:Mignority Report)

製作:ジェラルド・R・モーレン ボニー・カーティス ウォルター・F・パークス ヤン・デ・ボン
監督:スティーヴン・スピルバーグ


殺人予知システムにより、殺人の存在しない社会。


自分が未来で殺人をするという予知。 おおよそ完全な殺人予知システムの欠点を巡って展開するストーリーがすばらしいのなんの。 逆転の可能性を信じて、未来すらも利用する知略や犠牲が次々に興奮を生み出していって面白い。 確定的な運命に足掻く姿がかっこよさすぎな作品です。


last update 2007/01/31

マトリックス
(原題:THE MATRIX)

製作:ジョエル・シルバー
監督:ウォッシャウスキー兄弟


一度観て映像のすごさを実感し、二度観てようやく世界が視えてくる


そういうような内容のうたい文句が公開当時は話題になった記憶がある。 そのうたい文句と映画の予告だけでもう俺の好奇心は最高潮に達したし、 実際に電脳すぎる内容が刺激的過ぎて映画館にも二度足を運んだ。 『人間が機械と戦う絶望的な世界』というおぼろげなイメージ。 それは俺が理想とする”電脳世界”のイメージだが、 MATRIXはその俺の持つイメージとシンクロし、映像として具体化した作品なのです。


last update 2006/01/01

マトリックス・リローデッド
(原題:THE MATRIX RELOADED)

製作:ジョエル・シルバー
監督:ウォッシャウスキー兄弟


MATRIXの第2部。衝撃の映像、再び。


MATRIXの世界をさらに魅せるアクションの数々。 湧き上がる新たな謎。 先の読めない難解なシナリオもさながら、どことなくシンプルで創造力を加速させるような 世界観に惚れ惚れです。 『完璧』という事象は俺たちが住んでいる世界には ないと思うけど、この映画を俺の言葉で形容するならもうほとんど『完璧』です。 MATRIXシリーズの中で一番好きな作品です。


last update 2006/02/19

マトリックス・レボリューションズ
(原題:THE MATRIX REVOLUTIONS)

製作:ジョエル・シルバー
監督:ウォッシャウスキー兄弟


そして、人類の存亡かけた、最後の戦いが、始まる。


電脳世界のアルマゲドンを連想させる。 それは破壊的で絶望的だがどことなく美しい。 そんな映像は代々つながれていくような衝撃力を持っています。 アクションシーンは”人間の戦い”という心情がより強く、 今までのMATRIXアクションとは少し違う重みを感じました。 様々な人間ドラマが交錯して、 物語はある主題を明示させるように展開していると思います。


last update 2006/02/19

ミッション・インポッシブル
(原題:Mission:Impossible)

製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
監督:ブライアン・デ・パルマ


スパイに課せられた不可能指令。


知略、体力、技術を使いまくって任務を遂行する。 真実を掴むためにわずかな隙間すらも通り抜ける、そんな精神力に憧れが尽きない作品です。 CIA本部への侵入が特に好きで、侵入姿は心に残る名作シーンの1つ。 厳戒を操りきる姿が最先端のアクションを内包しているようでかっこいいです。


last update 2007/02/12

ミミック
(原題:Mimic)

製作:ボブ・ワインスタイン、ビー・ジェイ・ラック、オーレ・ボールネダル
監督:ギレルモ・デル・トロ


人間に擬態する。


人間が遺伝子操作で作り出した生物が独自に進化するという夢、もしくは悪夢な事象を軸とした虫パニック。 虫はもちろん、異世界感が溢れる地下の世界がいい感じのホラーを魅せてくれます。 孤独と絶望感が凝縮されたその世界観は退廃した未来図を想起させて素敵すぎる。 不気味な暗さが蔓延した味わいのある作品です。


last update 2007/10/17

リベリオン
(邦題:EQUILIBRIUM)

製作:ヤン・デ・ポン、ルーカス・フォスター
監督:カート・ウィマー


それは感情を持つことを禁じられた社会。


整然としているが人間の活気はない。 そんな閑静な世界観は暗いながらもどこか惚れ惚れです。 世界観もさながら、新感覚アクションもすごい。 ガン=カタと呼ばれる武道に新しいアクションの伊吹を感じました。 感情に戸惑う反逆者がとても熱い作品です。


last update 2006/07/08

リリィ・シュシュのすべて

製作:ロックウェルアイズ
監督:岩井俊二


親友たちからイジメを受ける少年は、リリィ・シュシュに癒しを求める。


現実の世界とリリィ・シュシュの世界。その2つの世界が融合しあった狭間が 音楽と映像、そして掲示板の書き込みによって具現化されているような、そんな世界観。 不安定ともいえる心のイメージ像が美しく感傷的な映像によく現れていると思います。 窒息しそうな鬱積と自己の世界に従った行動が強く印象に残る作品です。


last update 2007/04/04

リング

原作:鈴木光司
監督:中田秀夫


その呪いのビデオを観たものは、7日後に死ぬ。


精神の奥に響くようなホラー。 ラストの展開はマジでビビる。
呪いという不確定を追い求めていく姿は数式を解いていく 感じの理系感を帯びながら、その実、奇妙。 日常を一歩踏み外したような不気味さ。 謎とホラーがうまい具合に融合しあった独特の世界観を生み出していると思います。 邦画を代表するホラー映画は何かと聞かれたらこの映画を推薦するね。


last update 2006/05/11

ロスト・チルドレン
(原題:LA CITE DES ENFANTS PERDUS)

製作:クローディー・オサール
監督:ジャン=ピエール・ジュネ マルク・キャロ


港町で起こる子供の失踪事件。


夢を見ない老人とクローン達。泥棒を強要させられる孤児とシャム双生児。
暗黒面を想起させるような個性と、奇妙な技術が集結したダークな世界観が おもしろく同調している感じ。 子供のころに漠然と夢見ていた「悪夢なファンタジー」の世界が見事に具現化されたような作品です。 悪夢と希望の連なりがたまらないです。


last update 2007/04/22

戻る